どうしても、男性と女性には意識のギャップが生じてしまう気がします。自分の身をもって体の変化を感じる女性と、そうではない男性とでは、感じ方が異なるのは仕方ない事なのかもしれません。私が妊活中に初めて喧嘩になったのは、主人のささいな一言でした。金曜日に初めて病院へ行き 不妊原因を調べてもらった結果を、仕事から帰ってきた主人に話そうとした時に、「重い話は明日にしてもらえる?」と言われた事です。やっと1週間の仕事を終え、疲れて帰宅した主人からしてみれば、金曜の晩じゃなく、ほっと一息ついた土曜日でも良いんじゃないか、と思ったようです。

それでも私は主人の「重い話」という一言にひっかかってしまったのです。私からしてみれば、不妊専門病院に行くことはとても勇気のいる事で、妊娠したわけでもないのに恥ずかしい格好をして検査してもらってきた。精神的にしんどい思いをしたのです。子供が欲しいという主人の為に。二人の将来の為に。それを、重い話という一言で 片付けられた事に腹が立ってしまいました。主人にも言い分はあるのでしょうが、その時は私が怒り、主人が謝ってくれ、仲直りしました。

その後も、不妊に関する検査を、何日もかけて ひとつひとつ調べていくのですが、その中で、主人の検査もしました。ですが、家で検査したものを私が持って行く ということで、主人はまだ一度も病院に足を運んではいません。これも すごく嫌でした。なぜ女性は毎回毎回いやな思いをしながら、待ち時間をモヤモヤした気持ちで過ごしながら病院へ通わなくてはいけないのに、男性は家で検査キットを使って検査するだけなのか。女性の身体で起こることだから仕方ないと思いつつも、憂鬱な気分になる日が多くありました。

又、私の場合はタイミング法をしていたのですが、排卵日から 次の生理がくるまでの約2週間は、妊娠しているかもしれない、妊娠してないかもしれない、そんなモヤモヤした思いで過ごす毎日でした。もし妊娠していたら…そう考えるだけでいろんな事に慎重になります。食べ物に気を使い、なるべく無理をしない生活を心掛け、でも家事をサボる事は出来ない。

そんな私の隣で、主人はいつもと何ら変わらず、プカプカと煙草を吸います。だからといって、妊娠しているかも分からない私が、主人の息抜きである煙草をやめろ!なんてことは言えない。妊娠したらやめて欲しいけど、まだ今は妊娠してるわけでもない、と神経質になってしまいモヤモヤしました。一緒に外食した時は、喫煙席を選ぶ主人の無神経さに、とても腹がたったのを覚えています。うちの主人の場合悪気は全くないのですが、男性はのんきだなと感じてしまいました。