子供を望まない私と子供を望む主人との意見の食い違い

私は元々子育てには興味はなく、結婚してもさほど子供は欲しいとは思いませんでした。私には兄弟が多くて子育ての大変さを子供もころから肌で味わってきて、母親もほんとうに余裕がなさそうでたびたびかんしゃくを起こしていて、子育てというものはほんとうに大変でストレスの多いものというマイナスのイメージがすっかり作り上げられてきました。

一方、主人は子供は1人ぐらいいてもいいのではないか、という考えです。

ところが実際問題として主人の仕事や収入は安定せず、子供には本当にお金がかかることは火を見るよりも明らかです。主人は自分の収入の少なさや仕事が続かないことを棚に上げて、お金のことならば、子供を保育所に預けて奥さんの方が正社員で働くという方法もある、との考えを主張していました。

しかし、私はそこまでして正社員で働く気力はないし、その主人も暇な時間はゲームばかりして子育てに協力するようなタイプではありません。それにその時はすでにバブルがはじけて、新卒の人たちでもあれほど就職するのに苦労しているのに、まして年齢のいった中年の主婦が正社員は本当に難しい状況でとても夢物語です。

主人のその考え方はまるで寝言のように思えました。

それの体力面でもハードで、正社員はパートやアルバイトのように気楽なものではありません。さらに大きな責任を負わされ、時間も長くて心身共に疲れ切ってそのうえに家事や子育てとなると、余裕がないうえにストレスばかりたまっていてそれが子供にも伝わり、そんな状態で子供を産んでも十分な愛情を伝えることができす、子供がかわいそうなだけです。

それに赤ちゃんの時は夜泣きもします。それでなくても仕事とかで疲れ切っているなかで、満足に睡眠がとれないとなると本当に病気になり、すべてが悪い方向にいくことは100%断言できます。実家でも父親が病弱な母親の面倒を見ている状態で、とても頼れる状態ではありませんでした。

とにかく主人の仕事は不安定な状態が多いので、仮に子供がほしくても作れる状態ではなかったのです。

主人が子供を望むことについては自分の一方的な感情です。その時の状況を考えるととても理性的で計画的だとは思いませんでした。その時の主人の収入は主婦のパートでも少し時間を長く働ければ、十分得られる程度のものでした。現実的には子供には非常にお金がかかり、大きくなると塾やな習い事の月謝ははんぱではなく、今の時代は主人が正社員が働いて、そのうえに奥さんもパートで長時間働かないと生活できない状態です。

それなのに、主人はアルバイト的な仕事で収入も主婦のパート程度で、どのようにして子供を育てることができるのか、現実的な見方をしていない主人とはいつも意見が食い違っていました。結局子供は作らずに年月を経て、もう子供を作れる年齢ではなくなっています。

主人は子供を産んでいない私を否定し続けてきました。

そのことも原因で今は別居状態で一人でパートを掛け持ちしながら生活をしていますが、子供が好きでない自分としてはいい選択だったと思います。

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